「新鮮な水をいつでも好きな時に飲める」というのは、ウォーターサーバーの最大の魅力です。温かい水がすぐに入れられるのも良いですよね。
しかしメーカーの数があまりにも多すぎます。そのため、どこのウォーターサーバーがおすすめなのか、また、どの商品がおすすめなのか分からずに困っている人は結構るようです。そこで本記事では、おすすめウォーターサーバーを10個厳選してご紹介します。
また、ウォーターサーバーを選ぶ上で大切なポイントや、よくある失敗談も紹介しています。正しく選ばなければ失敗しますので、ウォーターサーバーを契約する前に必ず目を通すようにしましょう。
おすすめウォーターサーバー10選
【お得に天然水が飲める!】プレミアムウォーター cado×PREMIUM WATER
知名度と信頼のあるプレミアムウォーターのcado×PREMIUM WATERは、天然水を使用しているにも関わらず、500mLあたり約83円とお得なのが特徴です。
手入れは、ボタンをワンプッシュするだけと簡単です。また、水の出口を取り外して洗うことも可能になっており、衛生面に気をつけている人にもおすすめの一台となっています。
モードの切り替えや設定などはタッチパネルを行なって操作するため視覚的にも分かりやすく、直感的に操作できますよ。
水代 | 3,974円(12L×2本) |
サーバーレンタル代 | 1,100円 / 月 |
合計 | 5,074円 / 月 |
500mLあたりの価格 | 約83円 |
公式HP | https://premium-water.net |
【音声案内でわかりやすい!】プレミアムウォーター QuOL(キュオル)
プレミアムウォーターサーバーのQuOL(キュオル)は、ダイヤル式のメニューで、直感的に操作できるとして人気を集めているウォーターサーバーです。音声ガイダンス機能も付いており、初めて使う人でも簡単に操作できます。
また、水の出口や受け皿は取り外しが非常に簡単です。気軽に洗うことができるため、常に清潔に保ちたい人でも安心して使用できますよ。
月々、水代3,974円にプラスして1,100円のレンタル料金がかかってしまいますが、温水の再加熱機能や音声案内など、機能性や操作性などが非常に優秀です。そのため、コスパは良いと言えるでしょう。
水代 | 3,974円(12L×2本) |
サーバーレンタル代 | 1,100円 / 月 |
合計 | 5,074円 / 月 |
500mLあたりの価格 | 約83円 |
公式HP | https://premium-water.net |
【熱々のお湯が出る!】コスモウォーター ECOTTO
ウォーターサーバーで熱々のお湯を使いたいなら、コスモライフのECOTTOで決まりです。
このウォーターサーバーには、ケトルが付属しています。ボタンを押すだけでケトルに水が入り、100℃近い熱々のお湯を沸かすことが可能です。自分で水を入れる必要がないため、忙しい朝の強い味方になるでしょう。
サイズは少し大きめですが、フロント部分にはドアがついており、閉めるとレバー類が隠れます。サイズの割に存在感を感じさせない工夫が感じられるデザインです。
月々の水代は4,104円とやや高いものの、サーバーレンタル代が無料なので500mLあたり約86円で使用できます。コスパも良いため、多機能で且つ価格を抑えたい人におすすめです。
水代 | 4,104円(12L×2本) |
サーバーレンタル代 | 無料 |
合計 | 4,104円 / 月 |
500mLあたりの価格 | 約86円 |
公式HP | https://www.cosmolife.co.jp |
【注文ノルマ無し!】アクアクララ アクアファブAC07
現在あるほとんどのウォーターサーバーには、1ヶ月に1〜2本必ず注文しなければならない、いわゆる注文ノルマが存在します。
アクアクララのアクアファイブなら、1ヶ月に決まって購入する必要はなく、自分のペースで水を消費することができます。一人暮らしの人や、大量の水を使用する予定がない人でも安心して契約できるのが特徴です。
また、ボトルはRO水ウォーターサーバーでは珍しく内蔵式なため、スタイリッシュなデザインに仕上がっています。スリムタイプで高級感のあるウォーターサーバーが欲しい人に最高の1台です。
ちなみに、500mLあたりの価格は約59円となっています。水代をなるべく安く抑えたい人にもおすすめです。
水代 | 2,808円(12L×2本) |
サーバーレンタル代 | 無料 |
合計 | 4,238円 / 月 |
500mLあたりの価格 | 約59円 |
公式HP | https://www.aquaclara.co.jp |
【解約金無し!】ナック クリクラFit
多くのウォーターサーバーが、解約時に6,000円前後の解約金が必要です。「やめたい時に気軽にやめられないのはちょっと…」と、不安に思う人も多いことでしょう。
そこでナックのクリクラfit。解約金が必要ないので、お試し感覚で気軽に始めることができます。そのため、初めてウォーターサーバーを契約する人におすすめです。
月々の料金は、水代2,920円にメンテナンス保証を含む安心サポートパック460円がプラスして、3,380円です。500mL換算すると約61円となっており、コスパにも優れていると言えます。
水代 | 2,920円(12L×2本) |
サーバーレンタル代 | 2,200円(初回のみ) |
合計 | 3,380円 / 月 |
500mLあたりの価格 | 約61円 |
公式HP | https://www.nacoo.com |
【水代が安い!】ワンウェイウォーターSmart
ワンウェイウォーターの『Smart』は、RO水と天然水が選べるウォーターサーバーとなっています。特に、RO水のボトルは使い捨てができるため、空のボトルの置き場所に困らず便利です。
水の設置場所は足元にあるため、12kgもある重たいボトルを持ち上げる必要がありません。一人暮らしの女性や力に自信がない人でも安心して使用できますね。
また、独自のクリーンシステムを搭載しており、ボタンひとつで内部を衛生的に保ってくれます。分解や掃除など、手間のかかるお手入れがいらない点もおすすめです。
水代は12Lが2本セットで2,700円、サーバーレンタル代は無料となっています。1ヶ月あたり2,700円で使用可能です。
水代 | 2,700円(12L×2本) |
サーバーレンタル代 | 無料 |
合計 | 2,700円 / 月 |
500mLあたりの価格 | 約56円 |
公式HP | https://onewaywater.com |
【小さくておしゃれ!】フレシャス dewo mini
卓上に置いて使えるコンパクトなデザインのウォーターサーバーが欲しいなら、フレシャスの「dewo Mini」がおすすめです。
曲線が美しいシックなデザインなだけでなく、ボタンをワンプッシュするだけで水を出すことができるなど機能性も抜群な一台に仕上がっています。ちなみに温水にはロック機能があるため、小さなお子様がいる家庭でも安心です。
サーバーのレンタル料はかかってしまいますが、550円とお求めやすくなっています。ただ一方で、水代は500mL換算で約106円とやや高く、コスパに優れているとは言えません。
「値段はいいから、家のインテリアに合うオシャレなウォーターサーバーがほしい!」という方におすすめです。
水代 | 3,996円(4.7L×4本) |
サーバーレンタル代 | 550円 / 月 |
合計 | 4,546円 / 月 |
500mLあたりの価格 | 約106円 |
公式HP | https://www.frecious.jp |
【天然水が安い!】富士山の銘水 Slat
多くのウォーターサーバーが12Lのボトルを使用する中、富士山の銘水 Slatはボトル1本あたり9.3Lと少なめです。
しかし、月額たったの990円でレンタルできるため、500mLあたりの料金は約87円と安くなっています。天然水ウォーターサーバーを安く使用したいと考えている人におすすめです。
ボトルの設置場所は足元にあるため、持ち上げることなく設置できます。そのため、一人暮らしの女性や、筋力に不安がある人でも問題なく使用できますよ。
また、赤ちゃんのミルクに最適な70度のお湯も出すことができます。欲しい時にすぐミルクを作ることができるため、忙しいお母さんの強い味方になるでしょう。
水代 | 3,254円(9.3L×2本) |
サーバーレンタル代 | 990円 / 月 |
合計 | 4,244円 / 月 |
500mLあたりの価格 | 約87円 |
公式HP | http://fuji-meisui.co.jp |
【ハワイ産天然水!】トーエル スタンダードサーバー
トーエルのスタンダードサーバーは、ハワイの天然水をRO膜でろ過した、「ハワイ産RO水」を利用したウォーターサーバーです。すっきりとした喉越しに加え、ほんのりと甘さを感じられます。
構造はとてもシンプルで、受皿の取り外しが簡単にできます。気軽に日々の手入れができるため、清潔感を保てるのも特徴です。また、2年に一度本体の交換があります。「古くなった機械はカビが生えてるかも…」と不安になる人にも安心です。
サーバーレンタル代が無料なので、月々の料金は水代だけ。お財布やメンタルに優しいウォーターサーバーとなっています。
水代 | 3,888円(11.4L×2本) |
サーバーレンタル代 | 無料 |
合計 | 3,888円 / 月 |
500mLあたりの価格 | 約85円 |
公式HP | https://www.toell.co.jp |
【使用時の体勢が楽!】Lohastyle evo
「手が高く、通常のウォーターサーバーは腰を屈まないと使えない」と悩んでいる人は、Lohastyleのevoがおすすめです。このウォーターサーバーは背が高く且つ出水ボタンが高い位置にあるため、身長の高い人でも楽に使用することができます。
水は富士山の工場から直発送される天然水なため、爽やかな甘味が特徴です。サイズも9.3Lと小さく、交換が非常に簡単になっています。
水代は月々3,696円が必ずかかりますが、年に2回無料で休止できます。年に7,392円浮かせられるため、安くお得に使用したい人におすすめです。
水代 | 3,696円(9.3L×2本) |
サーバーレンタル代 | 1,100円 / 月 |
合計 | 4,796円 / 月 |
500mLあたりの価格 | 約99円 |
公式HP | https://lohastyle.jp |
ウォーターサーバー選びで大切なポイント
ウォーターサーバーを選ぶ際、ついつい感覚で選んでしまいがちですが、感覚だけで選ぶのは失敗の元。解約するのにも手間や費用が掛かり、無駄足になりかねません。
そのためウォーターサーバーを選ぶ際は、正しい知識を身につけた上で自分に合った1台を探す必要があります。まずは、以下の3つのことに気を付けて選んでみましょう。
- 宅配水タイプor水道水タイプで選ぶ
- 水の種類で選ぶ
- 見た目やサイズで選ぶ
ウォーターサーバー選びで大切なポイント①宅配水タイプor水道水タイプで選ぶ
一口にウォーターサーバーと言っても、実は以下のように2種類に分けることができます。
- 専用の水を宅配してもらえる「宅配水タイプ」
- サーバーで水道水を浄水する「水道水タイプ」
実際にウォーターサーバーを契約するなら、まずはこの2種類の中からどちらかを選ぶ必要があります。そこで、それぞれの特徴やメリット・デメリットを解説します。
どちらを選ぶかによって価格や味に明確な違いがあるため、ウォーターサーバーを選ぶ際は必ず知っておきたい情報です。
宅配水タイプ
宅配水タイプとは、定期的に水の入った専用ボトルが配達されるタイプのことです。宅配水タイプの1番の特徴はやはり、「サーバーレンタル代が無料な機種が選べる」ことでしょう。
基本的にレンタルでしか利用することができないウォーターサーバーにとって、サーバーのレンタル料金が必要ないのはかなりお得と言えます。
また、新鮮な水を届けてくれるため、「水道水は飲みたくない」と考えている人におすすめです。
しかし、物によっては定期的に決められた量の水を購入しなければなりません。あまり使用しない人は水代に圧迫されるといったデメリットも考えられます。
とはいえ、比較的種類が多く且つデザインも充実しており、デメリットに比べてメリットが多いタイプです。
水道水タイプ
水道水タイプとは、水道の水をそのまま利用したり、水道水を浄水して使用したりするウォーターサーバー のことです。
水道水を利用するため、宅配水タイプと比べると水代がとても安く、費用が抑えられるのが特徴です。「とにかく安く導入したい」「水は水道水でも構わない」という方におすすめします。
しかしメリットばかりではありません。水道水タイプのウォーターサーバーは、サーバーのレンタルに料金がかかることがほとんどです。
料金の目安は1ヶ月2,000円〜で、メーカーによって異なります。料金重視で選びたい人は、サーバーのレンタル代を比較すると良いでしょう。
ウォーターサーバー選びで大切なポイント②水の種類で選ぶ
宅配水タイプのウォーターサーバーに使用されている水は大きく2種類に分けることができ、メーカーや機種によってどちらかが使用されています。
- ナチュラルミネラルウォーター(天然水)
- ピュアウォーター(RO水)
どちらを選ぶかによって、値段はもちろん、舌触りの滑らかさや味に違いが出ます。それぞれの特徴を知り、お好みの方を選びましょう。
ナチュラルミネラルウォーター(天然水)
ナチュラルミネラルウォーターとは、鉱化された地下水を原水とした水です。特に、富士山周辺から採水される天然水はミネラルの一種である『バナジウム』を多く含んでいると人気です。
舌触りは滑らかで、自然な旨味を感じるのが特徴です。
全ての天然水が、品質を保証するために大切な『日本ミネラルウォーター協会のガイドライン』をクリアしているため、「山から取ってきた水なんて綺麗なのかな…」と不安な人も安心です。
*日本ミネラルウォーター協会「ミネラルウォーター類(容器入り飲用水)の品質表示ガイドライン」
ピュアウォーター(RO水)
一方でピュアウォーター(RO水)とは、水道水や自然界から採水された水をRO膜(0.0001ミクロンの極薄な逆浸透膜)と呼ばれるフィルターでろ過したものです。ろ過では99.9%の不純物が除去されるため、品質の心配をすることなく安心して使用できますよ。
ただ、ろ過することで水の美味しさの素である『ミネラル成分』も一緒に除去されてしまいます。そのため、あとからミネラルが添加されているのが特徴です。若干、角が立つような人工的な舌触りを感じるものの、ナチュラルミネラルウォーターと味はほとんど変わりません。
ピュアウォーター(RO水)を利用したウォーターサーバーは価格が安く、コスパの良さが人気を集めています。
ウォーターサーバー選びで大切なポイント③見た目やサイズで選ぶ
ウォーターサーバーは、その構造上どうしても存在感があります。そのため、見た目やサイズで選ぶのはとても重要です。
特に、部屋のインテリアに拘っている人は、自分の部屋に合ったデザインやカラーがあるウォーターサーバーを選ぶことをおすすめします。
現在のウォーターサーバーは、一昔前に比べると様々なカラーやデザインが展開されています。「大きくてダサい機械を置いて部屋のレイアウトを崩したくない….」と考えている方でも安心して選べますよ。
また、部屋の大きさや家具の配置の影響でウォーターサーバー を置く場所に困っている人は、比較的細身の「スリムタイプ」や、卓上において使用できる「コンパクトタイプ」などがおすすめです。
あなたの部屋に合ったウォーターサーバーを選んで、少しでも圧迫感を取り除きましょう。
ウォーターサーバーのレンタル代無料のからくり
ウォーターサーバーのレンタル料無料のからくりは至ってシンプルで、『別のところで利益を得ているから』です。特に、ウォーターサーバーを使用する上で欠かせない水代は、メーカーにとって大きな利益になっています。
多くのメーカーが1ヶ月2,000円〜という価格で水代を契約をしますが、天然水の原価は実はほぼ0円。1世帯契約するだけで、実に2,000円以上の利益が保証されていることになります。
このように、わざわざサーバーのレンタル代をもらわなくても、すでに莫大な利益を得ることに成功しているわけです。
メーカーは利益を得ることができる一方で、ユーザーは無料でウォーターサーバーを使用することができる。互いにWin-Winの関係と言えるでしょう。
ウォーターサーバーで後悔した人の失敗談・デメリット
ウォーターサーバーは、毎月必ず決まった量の水を注文しなければならないメーカーが多いです。
そのため当然、毎月消費しなければどんどん貯まっていってしまいます。
ウォーターサーバー契約。毎日質の高い水が飲める。水が無くならない。その売り文句に負け契約。ただ僕には合わなかった。1ヶ月に一回24Lの水が送られる。値段は3800円。飲まないと溜まる。今では60L溜まっている。3年内に解約すると解約金がかかる。確かに良い水で嬉しいけど、水地獄になってしまった
— 玉田響|必ずファンにさせます (@HibikiTamada) August 23, 2022
特に、一人暮らしの人は水の消費ペースが遅いため、「水が減らない…でも、解約には解約金がかかる…」といった負の連鎖に陥る可能性が高いです。
- 水の注文ノルマがないウォーターサーバーを選ぶ
- 解約金がかからないウォーターサーバーを選ぶ
など、事前に対策を練ってから契約するようにしましょう。